2022.02.22
建物の屋上は特に水がたまりやすい場所ですから、防水工事は必須です。
しかし、防水工事がどのように行われているかをご存じの方は少ないのではないでしょうか。
今回は屋上防水工事のやり方をご紹介しますので、工事を検討中の方はぜひ参考にしてください。
▼屋上防水工事のやり方
屋上防水工事のやり方は、防水資材の種類によって異なります。
■塗料を使う場合
ウレタンやFRP(繊維強化プラスチック)などの塗料による防水工事は、日本の建物でも最もよく採用される工法です。
特にウレタンによる屋上防水工事は、ほとんどの建物で利用されていると言っても良いでしょう。
塗料を使った屋上防水工事のやり方は、比較的簡単です。
防水資材の入った塗料を施工場所に塗ることで工事は完了します。
■シート防水の場合
塩ビシートやゴムシートを使った防水工事の場合は、塗料に比べるとやや手順が複雑です。
シートの裏面に接着剤を塗りながら施工部分と密着させる作業が必要で、場合によってはビスを使った固定作業も行います。
■アスファルト防水の場合
アスファルトを使った屋上防水工事は、アスファルトという資材の特性から「熱」を使った工事になるのが特徴です。
高温で溶かしたアスファルトを施工面に密着させ、固めながら工事を進めていきます。
▼防水性能は違うの?
日本で採用されている防水工事は、どれも高い防水性能を発揮すると言われています。
工法によって差が出ることはほとんどありませんのでご安心ください。
防水工事を行う場所の性質や利便性によって、工法を選択すると良いでしょう。
▼まとめ
屋上防水工事のやり方は、防水資材の種類によって異なります。
どの方法でも高い防水性能を発揮しますから、施工する場所の性質や利便性を考えながら工法を選びましょう。
株式会社エム・エスでも各種屋上防水工事を請け負っています。
工法のご提案もいたしますので、ぜひご相談ください。