2021.12.13
家を風雨から守ってくれるシーリング材。
シーリング工事を行なう際は、どのくらいの時間で固まるのでしょうか?
硬化時間を知ることで、適切な工事が行なえるようになるでしょう。
そこで今回は、シーリング材の硬化時間について解説していきます。
▼シーリング材の硬化度合いは3段階で考える
シーリングの材の硬化度合いは、次の3段階で考えると良いでしょう。
①表面硬化
手で触っても手に付かないくらい固まった状態。
②被膜硬化
塗装もできるくらい固まってきています。
③完全硬化
シーリング材全体が完全に固まっています。
完全硬化すると、ゴムのような弾力のある質感になります。
▼シーリング材の硬化時間
シーリング材は、種類によって硬化時間が異なります。
・ウレタン系…コンクリートのひび割れ補修に使われます。完全硬化まで約1週間かかります。
・シリコン系…水回りで良く使われます。完全硬化までに約24時間かかります。
・変成シリコン系…外壁補修で使われます。完全硬化まで約72時間かかります。
シーリング材は表面から徐々に固まっていきます。
ちなみにシーリング材の硬化時間は、温度や湿度によっても異なります。
特に5℃以下の環境では固まらなくなるので、特に冬は注意が必要です。
▼まとめ
シーリング材の硬化度合いは3段階で考えましょう。
またシーリング材の種類によって硬化時間が異なる点も、施工の際には注意が必要です。
群馬県前橋市にある株式会社エム・エスでは、塗装工事や防水工事を行なっております。
「シーリング材が劣化してきたので、メンテナンスしてほしい」という場合は、ぜひお気軽にご連絡ください。