2021.11.01
排水性の悪いベランダやバルコニーで良く使われるFRP防水。
今回は、FRP防水のメリットやデメリットについて解説していきます。
▼FRP防水とは
FRP防水とは、繊維強化プラスチックの素材を使って防水する方法です。
繊維強化プラスチックは船舶やバスタブ、自動車など、さまざまな箇所に使われているので、その防水性や耐久性の信頼度は高いでしょう。
▼FRP防水のメリット
FRP防水には、次のようなメリットがあります。
■防水性能が高い
FRP防水は水を通さない性質を持つので、防水性能が高いです。
バスタブなどに使われていることからも分かりますね。
■軽量
FRP防水は繊維とプラスチックを合わせて作られているので、プラスチックのように軽い特徴があります。
施工する建物に負担をかけないので、安心して利用できるでしょう。
■工期が短い
FRP防水には、硬化するまでの時間が短い特徴もあります。
1~2日で施工が完了することも多いです。
▼FRP防水のデメリット
FRP防水には以下のようなデメリットもあるので、確認しておきましょう。
■費用が高め
FRP防水は、防水工事のなかでも施工費用やメンテナンス費用が高めのほうです。
5~6年に1度、トップコートを塗り替える必要がありますよ。
■木造の建物に使うとひび割れが起こる可能性がある
FRP防水には伸縮性がないため、伸縮性がある木造住宅や、たわみが発生しやすい広い面積の場所に使うと、ひび割れが起こる場合があります。
▼まとめ
FRP防水にはさまざまなメリットやデメリットがあるので、施工場所や予算に合わせて施工を検討しましょう。
群馬県前橋市にある株式会社エム・エスでは、防水工事や塗装工事などを承っております。
「ベランダにFRP防水を施して欲しい」といったご要望があるかたは、ぜひお気軽にご相談ください。